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裏銀座再び



7月に途中敗退した裏銀座縦走に行ってきました。

前回は天気が悪く、野口五郎岳から引き返しました。
なので今回はその続き。
と言っても、野口五郎までまたしてもつらいブナタテ尾根を登らなければなりません。
三大バカ尾根の一つと言われている急な尾根は文字通りひたすら急な登りが続きますが、
登り一辺倒というのは実は登りやすいもので、3時間半ほどで烏帽子小屋に着くことができました。
初日はさらに三ッ岳を越えて野口五郎小屋まで行きました。

2日目、期待を裏切らない好天です。
野口五郎岳からは目指す槍ヶ岳を遠く望みながら、いよいよ縦走の始まり。
途中、水晶岳に立ち寄ってから、ガスが湧き始めた稜線を三俣山荘へ向かいました。
普段僕がフィールドにしている、雲ノ平や黒部五郎岳など黒部源流部の眺めもよく、
ついつい気持ちが槍ヶ岳を離れて、黒部の山に惹かれてしまいました。

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3日目、黒部源流稜線を離れ、西鎌尾根をたどります。
双六岳に立つと、いよいよ槍が近い。
西側から眺める槍ヶ岳は、荒々しい北鎌尾根と相まって、
より一層険しく見えます。
登りついた槍の肩は、登山者であふれかえっていてびっくりしてしまいました。

jm170904068.jpg

4日目は3,000mのご来光で始まりました。
この日は山小屋取材のほか、今回のもう一つの目的、小槍登攀に向かいました。

jm170904312.jpg


小槍は大槍の脇にちょこんとそびえる岩峰ですが、
登るにはそれなりの覚悟と準備が必要です。(もちろん技術と経験も)
傾斜のきついフェースのトラバースは、微妙なバランスクライミングで、
ちょっとした度胸が要求されました。
2ピッチ弱のクライミングで登りついた頂上は思ったよりも広かった。
そこから見上げる大槍の威容に圧倒されました。

で、この小さな頂上でアルペン踊りを踊ったわけですが、
その詳細は来夏発売のワンダーフォーゲルにて。




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プロフィール

Hideki Hoshino

Author:Hideki Hoshino
北信州飯山で、薮と雪にまみれて暮らす写真家。
森に行ったり、山に行ったり、
雪堀りしたり、酒飲んだり。
あ、それから写真を撮ったり。

著書に『アルペンガイド8 剱立山連峰』『雪山放浪記』『剱人 剱に魅せられた男たち』(すべて山と溪谷社)など。

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