読売新道

鏡池から槍ヶ岳
新穂高温泉から、
双六、鷲羽、水晶を越えて、
読売新道を通って黒部ダムへ下りました。
初日は新穂高から双六小屋まで。
なんだかすごい人で、
登りも下りも登山者が途切れることがない。
8月に入っても天気がよく、山は大混雑でした。

三俣蓮華岳から望む黒部源流域
二日目は双六岳を越えて三俣蓮華岳へ。
三県の県境の頂は、
黒部源流の一角です。
ここからの眺めはいつ見てもいい。
山稜の深みを実感できます。

鷲羽岳からワリモ岳へ向かう
さらに鷲羽岳を越えて水晶小屋へ。
昨年もたどった裏銀座縦走路を北へ向かいます。

水晶小屋から望む夕暮れ
大混雑の水晶小屋。
予約も取れなかったのですが、打ち合わせ通りに寝袋持参でなんとか。
圭さん、ありがとう!
三俣山荘も水晶小屋も、いつも混雑時にお世話になってしまい、
いつかゆっくり泊まりたい。

水晶岳を目指す
三日目が今回の核心。
水晶岳から赤牛岳、そして読売新道を経て奥黒部ヒュッテを目指します。
取材の目的もこの行程がメインなので、
ばっちり天気も重なって、最高でした。

水晶岳を越えて赤牛岳へ
水晶岳までは去年も来ていますが、
読売新道を下るのは、なんと10年ぶり。
赤牛岳までが意外と遠いですが、
東沢を挟んで連なる裏銀座、
黒部を挟んで続く薬師の稜線がたまらない。

はるか黒部湖を目指して
さあ、いよいよ読売新道。
はるかゴールの黒部湖が見えてきました。

平の渡しで黒部湖を渡る
最終日、奥黒部ヒュッテから黒部湖畔をたどって黒部ダムへ。
途中平の渡しで湖を渡ります。
今年から船の委託業務主が変わり、それに伴い船も小型化へ。
この時は約20人も船待ちしていたので、
二往復したようです。
さらに黒部湖左岸をたどって黒部ダムへ。
観光客に紛れて扇沢へと向かいました。