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鉾ヶ岳




堂津岳を下りてから白馬、糸魚川と抜けて、
翌日に能生から鉾ヶ岳に登りました。

鉾ヶ岳は、数年前に自分が雪庇を踏んで滑落遭難した山。
一昨年の6月に再登していますが、
今回気になる別ルートから登ってきました。

それは、金冠、と呼ばれる岩峰から登るルートで、
麓の集落から見上げても、スカイラインの一角に飛び出した岩コブとして目に付く岩峰です。
そもそも急傾斜が続く山なので金冠への登りもひたすらロープを伝って。
しかし眺めがすごかった。
標高、1,300mたらず、すぐ背後には日本海。
そんな山が見せるスケール感。
重厚な大山脈の一角のような風格です。

jm180603067.jpg

展望や迫力はもちろんですが、
この山にはまだまだ山らしい、野生というか、原始性というか、そんなものも残っていました。
棚田が重なる集落の裏手から取り付くと、山の臭いがする。
土とか水とか草とか、濃厚な山の臭いです。
そして、音。
風や鳥の声に交じって、沢や斜面の残雪が崩落する音など。
そうして目に飛び込む、風景。
すべてにおいて豊かです。
魚沼の金城山に行くと同じような印象を受けるのを思い出しました。

jm180603270.jpg

絶景山、です。
海が、日本海がすぐそこに広がっていて。



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プロフィール

Hideki Hoshino

Author:Hideki Hoshino
北信州飯山で、薮と雪にまみれて暮らす写真家。
森に行ったり、山に行ったり、
雪堀りしたり、酒飲んだり。
あ、それから写真を撮ったり。

著書に『アルペンガイド8 剱立山連峰』『雪山放浪記』『剱人 剱に魅せられた男たち』(すべて山と溪谷社)など。

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