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剱沢から仙人、池ノ平、黒部へ


平蔵谷出合から仰ぐ剱岳

先週の源次郎尾根に続き、
再び剱へ。

今度は剱沢から池ノ平、仙人を経て、
黒部へ下る、秋定番の紅葉取材です。

台風24号の通過を待って、
室堂から真砂沢へ下りました。

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仙人池から八ッ峰鋭峰群

二日目は仙人新道から仙人池へ。
さらに池ノ平へ向かいました。

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池ノ平山から望む、北方稜線上部

池ノ平からは、素晴らしい天気の下、池ノ平山へ登りました。

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夜明けの平ノ池

三日目は再び仙人池を経て、
雲切新道から黒部川へ下りました。

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黒部の巨人、奥鐘山

最終日、
阿曽原温泉からひたすら水平歩道をたどります。
この付近の紅葉は、例年10月下旬なのでまだ葉っぱも随分緑色。

濃い、奥剱、黒部でした。

源次郎尾根


赤く染まる剱岳

悪天の合間を縫って剱岳の源次郎尾根に行ってきました。

とにかく天気が悪い9月。
ガイドとライターの都合をつけるのも大変で、
最後のワンチャンスで登ってきました。

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背後に後立山連峰を望みながら1峰を目指す

すっかり秋色になった剱。
最高の天気をつかんで源次郎尾根1峰を目指します。

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1峰から2峰へ。本峰を望むながら

1峰を越えると、2峰、本峰と続きます。
高度感、スケール感、最高のロケーションの中、
尾根をたどります。

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2峰は懸垂下降で

お馴染み2峰の懸垂下降。
あとはひたすら本峰まで岩稜をたどるのみ。

最高の源次郎尾根でした。

本郷ガイド、ありがとうございました!

台風21号の爪痕

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先日の飛越新道ですが。
直前の台風ですごいことになっていました。
結構な太さの木が、
何十本となく根こそぎ倒れて、登山道を塞いでいました。

そのために倒木を跨いだり、くぐったり、
ヤブの中を迂回したり、ザックを引きずったり、
大変な労力でした。

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根っこが断ち切られて、
地面ごと掘り返されて。

西側に面した尾根なだけに、
相当強烈な風が吹き込んだことが想像できます。

復旧作業にもかなりの時間がかかりそうです。

なんとも恐ろしい光景ですが、
でも、しかし、
これだけの木が倒れる様を見てみたかった気がします。

どんな音がしたんだろう。
どんなに森が揺れていたんだろう…。


飛越新道から雲ノ平、黒部五郎岳


祖母岳から雲ノ平

天気が悪い。
とくかく秋雨がいつまでも続きます。
やっとの晴れ間に黒部源流の稜線へ行ってきました。

山深い奥飛騨の飛越新道からアプローチ。
北ノ俣岳で稜線へ出て、太郎平小屋へ泊まりました。

二日目は雲ノ平を経て、黒部五郎小舎までの長丁場。
日の出前に出発して、まずは雲ノ平へ登り返しました。

紅葉が始まっていましたが、
秋色に染まるのはまだもう少し後。
夏の酷暑で葉っぱがだいぶ枯れてしまっているみたい。

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黒部源流を足元に、槍ヶ岳と三俣山荘を望む

雲ノ平から黒部源流へ下って三俣山荘へ登り返します。
山荘ではひと月ぶりに伊藤圭さんと再会、
昼食とコーヒーをごちそうになりました。
話だすとなかなか止まらず、
このまま夜まで…、という誘惑を振り切って、
黒部五郎小舎へ向かいました。

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三俣蓮華岳の巻道から望む黒部源流

いつ見ても見飽きぬ源流の風景。
正面にはさきほどまでいた雲ノ平がぽっかりと浮かんでいました。

黒五の小舎では支配人の石井さんと約5年ぶりに再会。
消灯後までサシで飲んで、楽しかった。

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北ノ俣岳から飛越新道を見下ろす

最終日、天候悪化の兆しに追われながら黒部五郎岳を越え、
再び飛越新道へ向かいました。
見下ろす尾根は、深い奥飛騨の山並みへと続いていました。

森の様子を見に行きました


カキシメジ

とにかく天気が悪い。
秋雨が長引いて、まったく動きがとれません。
正直かなりやばい。
目標の撮影が終わっていない!

しかしまあ、そんなことばかりも言っていられないので、
森の様子を見に行ってきました。
冬には何度も訪ねた場所ですが、
なかなか気になる森だったので、
ヤブを漕いでどこまで入れるか、という感じで。

一昨年、去年は夏の日照が足りなかったせいか、
キノコの出具合もあまりよくなかった。
このカキシメジ(毒)も、去年はほとんど見かけなかった。
でも今年は、やはり暑かったせいか、カキシメジの出がすごい。
同じ環境に出るチャナメツムタケ(美味)もさぞかしたくさん出るのでは、
と期待が持てます。

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タマゴタケ

タマゴから生まれるように出てくるタマゴタケ。
こちらも美味しいキノコで有名です。
これはすでに老株なのか、
タマゴもなく、笠も開いてしまっていましたが。

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ドクツルタケ

恐ろしい、超猛毒のドクツルタケ。
三人姉妹でしたが、
一株はもう倒れてしまっていた。

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ムラサキシメジ

自然界が不思議なのは、
こんな色が自然に作り出されるということ。
なんとも不思議な色です。

結局ヤブに阻まれて、
目的のブナの美林には到達できず。
例え行きつけたとしてもヤブが濃く、
広がりある森の雰囲気は味わえなかっただろうと。

なんだかキノコ図鑑のようになってしまったけど、
今年の秋は美味しいキノコがたくさん採れるといいなあ。
プロフィール

Hideki Hoshino

Author:Hideki Hoshino
北信州飯山で、薮と雪にまみれて暮らす写真家。
森に行ったり、山に行ったり、
雪堀りしたり、酒飲んだり。
あ、それから写真を撮ったり。

著書に『アルペンガイド8 剱立山連峰』『雪山放浪記』『剱人 剱に魅せられた男たち』(すべて山と溪谷社)など。

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